金庫株信託とは、会社法で定められている金庫株制度利用に伴う発行会社の負担をサポートする手段として、信託の器を利用して発行会社(委託者)の自己株式を市場から取得・保管することを目的とした信託です。信託の種類としては、単独運用指定金外信託に分類されます。

信託銀行での金庫株信託に係る体制(例)

信託銀行での金庫株信託に係る体制(例)

特色

  • 金庫株信託は、委託者であるお客さま(発行会社)が金庫株制度を利用するにあたり、会社法および金融商品取引法の諸規制に抵触するリスクを極力低減する手段として、信託の仕組みを利用してお客さまの自己株式を市場から取得、保管することを目的とした信託です。
  • 金庫株信託は、委託者の指図に基づいて委託者の自己株式を受託者(信託銀行)の裁量で買付を行い、取得した委託者の自己株式を保管または委託者へ引き渡すことから単独運用指定金外信託に分類されます。
  • 三菱UFJ信託銀行では、以下の社内体制を整備することにより、インサイダー取引規制や相場操縦規制への対応を行っています(スキーム図ご参照)。
    1. A.お客さまとのリレーション窓口として専任の担当部署を設置することにより、お客さま(発行会社)と買付担当者との情報のやりとりを遮断いたします。
    2. B.インサイダー情報を入手する可能性のある一般取引の窓口部署(営業部店)の担当者と買付担当者の間で、専任の担当部署がチャイニーズウォールの役目を担い、情報の遮断をいたします。
    3. C.金庫株買付担当者の買付行動が、三菱UFJ信託銀行の他の部署の者(特に他の信託財産等の運用担当者)に伝達せぬよう、金庫株買付担当者の属する部署は三菱UFJ信託銀行の他の運用部署から独立した組織に設けられています。

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