手放す理由は住み替えや転勤のためが多いようですが、売りに出した理由を聞いておきましょう。

隣地との境界はどこか

境界石を明示してもらうなどして、確かめておきましょう。できれば、隣地の所有者の立会いのもとに境界を確認し、境界確認書をとりかわしておきます。

私道負担は

購入予定地に私道負担があったり、地役権が設定されたりしていると、たとえ所有権があっても、塀などで区切って自分の土地として利用することができません。
また、私道はとくに区分を設けず何軒かで一定の比率で持ち合っている場合と、細かく区分けして所有権を設定している場合の二つがあります。私道負担がある場合はどこまでが私道で、その所有権などはどうなっているかを図示してもらいましょう。

道路に接していない敷地は要注意

空地などの奥に敷地がある場合、敷地までの道路として必要な2m幅の土地をあらためて借地契約するか買取るかしなければならないことがあります。

電気

電気の容量契約は何アンペアかを確かめましょう。30〜50アンペアが普通ですが、これまでの契約容量より大幅に大きな容量が必要なときは、屋内配線を替えなければならないことがあります。

ガス・水道

ガスや水道の種類、汚水処理方法はどうなっているでしょう。

敷地の法的制限

建て替えるときに問題はないか用途地域による建築制限などを確かめましょう。その建物が建った後に建築制限が厳しくなっていたりすると、改築するときには、それより小さな建物しか建てられないなどということもあります。

いつ入居できるか

すぐに入居できるか、期間を置くとしたらいつごろかを聞いておきましょう。


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