よい業者を選ぶ

個人では買い手を見つけるだけでも大変です。これぞと思う業者を選んで任せましょう。業者との打ち合わせの際は、次の点を明確にしておきましょう。

  • 買い換えも同時に考えて
    買い換えには税制面での特例があります。また古い住まいの売却代金を新しい住まいの購入資金に充てる場合、業者にはその旨を伝えて、“売り”“買い”を同時に依頼した方がうまくいきやすいものです。物件・ローン関係を同時に処理してくれる業者ならすべてをまかせられます。
  • 希望は具体的に
    売却理由や希望価格、買いたい家の条件などは具体的に業者に伝えておきましょう。
  • 評価額を知っておく
    信頼できる業者なら適正な価格で売却してくれるはずですが、事前に不動産鑑定士に鑑定してもらう方法もあります。
  • 物件の内容は明確に
    敷地や建物の概要(いわゆる重要事項説明書の内容)や、売却価格にどこまで含むかは明確にしておきましょう。
  • 登記は完全に
    あとから増改築した床面積は、登記を忘れていることがよくあります。売りに出す前に登記しておきましょう。
  • ローンの残債は
    ローンが残っている家を売るときは、ローンの抵当権を抹消する必要があります。融資を受けている金融機関で残債額を計算してもらい、残債の返済方法を検討しておきましょう。

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