プライベート・エクイティ

日本語で“未公開株式”と呼ばれるもので、私募によって発行された株式(または転換社債、新株引受権付社債、その他の類似証券)、証券取引所や店頭公開市場に上場・登録されていない株式などを指す。
投資家がプライベート・エクイティに投資する際は、ファンド(投資事業組合)を通じて間接的に投資するのが一般的である。すなわち、投資家はプライベート・エクイティ投資を専門とするファンドに対し出資を行ない、そのファンドがプライベート・エクイティへ投資するのである。
プライベート・エクイティ投資は、通常の上場株投資と異なり、投資に関する情報が投資家に十分行き渡らず、市場の非効率性が高い。また、プライベート・エクイティは上場株のように自由に売買ができないため流動性がきわめて低い。
プライベート・エクイティ投資では、ファンドの運用者は投資先企業の株主として企業(株主)価値の向上を図り、投資収益率を高めるため、積極的にその企業の経営に参画する。

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