フィデューシャリー・デューティー

元来は「信託の受託者が受益者に対して負う義務」を指し、日本語で「受託者責任」に相当する概念である。しかし今日では、これより幅広く、「他者の信任を得て一定範囲の任務を遂行すべき者(フィデューシャリー)が負う様々な任務遂行上の責任(デューティー)」と捉えられ、信託の受託者以外に弁護士、医師など、高い専門能力と裁量権を持って他人のために働く者に拡張されている。

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