国庫負担

各種特別会計、地方公共団体、公法人等に対して、その事業費や事務費について、国が一般会計の支出として、その全部または一部を負担することをいう。公的年金における国庫負担の対象は基礎年金のみであり、報酬比例部分は全額保険料で賄われている。基礎年金のみ対象とするのは全国民共通の年金であり、国が税金で負担する根拠が最も強いと考えられるからである。2004年法律改正に伴い、基礎年金の国庫負担割合は1/3から1/2と引上げられた。具体的には、2004年度から引上げに着手し、2009年度までに完全に引上げられた。

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