用語解説

企業年金制度の運営において、信託銀行が受託した年金資産の管理・運用の対価として支払われる報酬を一般に固有報酬という。固有報酬は一般に受託残高逓減料率体系がとられ、信託財産から徴収される。年金信託業務の信託報酬は、一般にこの固有報酬と加入員・受給者のデータ管理、給付金の支払い、年金数理業務などに対する報酬である業務委託報酬または総幹事業務報酬からなるが、両者を合算して1つの報酬体系がとられている場合もある。