選択一時金

企業年金制度では年金の受給権を得た者には年金が給付されるが、規約で定めた場合には、本人の申し出によりその全部又は一部を年金に替えて一時金で給付を受けることができる。これが選択一時金である。日本では退職時に退職一時金の給付を受けることが恒例となっていること、また、企業年金自体が退職金制度の資金準備の形態として発展してきたという経緯があり、退職金からの移行による企業年金が多いこと、退職所得控除という税制上の恩典があることなどから選択一時金が選択されるケースは多い。

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