資産の数理的評価

1997年4月1日から、厚生年金基金の年金資産の評価方法は時価基準となった。これに合わせて導入された資産の評価方法で、これまで継続基準の財政検証の判定及び継続基準抵触時の掛金算定、非継続基準抵触時の掛金算定、並びに、積立超過の財政検証の判定及び積立超過基準抵触時の停止掛金計算の際に用いることができたが、2013年3月31日以降の財政検証においては、継続基準の財政検証の判定及び非継続基準抵触時の掛金算定には使用不可となった。時価に比べ短期的な変動が緩和でき、財政運営の安定度を確保することができる。現在、厚生年金基金・確定給付企業年金で使用されている評価方法は、時価移動平均方式、収益差平滑化方式、 評価損益平滑化方式、の3種類がある。

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