シェア

企業年金制度において受託機関が複数の場合、その受託割合のことを一般にシェアという。シェアには、掛金シェア(掛金の配分割合)、給付シェア(給付金の負担割合)および残高シェアがあるが、これらは年金制度導入以来、永らく同一のものとして取り扱われてきた。すなわち、シェアは年金規約において各受託機関ごとに1つ定められ、かつ、年金信託契約および保険契約もそのシェアに応じた契約とされていた。
現在では規制緩和の結果、シェアは掛金シェアと給付シェアに区分され、両者をそれぞれに設定することが認められている。

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