想定運用収益率(想定利回り)

DC制度を新設する際、目標給付水準を設定して制度を設計することが一般的である。この場合、掛金額(率)を算定するために設定する給付設計上の収益率(加入者が積立期間中に確保することを想定した収益率)を想定運用収益率(想定利回り)という。想定運用収益率(想定利回り)を低く設定するとリスクを抑えた運用でも目標給付水準に到達することが容易になるが、掛金額(率)は高くなる。逆に、想定運用収益率(想定利回り)が高いと掛金額(率)は低くなるが、目標給付水準に到達するためには、従業員の運用目標が高くなり、リスクが高い運用が必要となる。

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