健康経営宣言

三菱UFJ信託銀行では、

「安心・豊かな社会」を創り出す信託銀行
〜社会・お客さまの課題を解決できるプロフェッショナル集団

を「サステナビリティ活動指針」に掲げていますが、その実現のためには、従業員一人ひとりが心身ともに健康であることが何よりも大切と考えています。
このような考えの下、当社では、従業員の心身の健康ならびにご家族の幸せのために、様々な取り組みを通じて「健康経営」を実践して参ります。その上で、社会やお客さまからの信頼や期待に一層お応えして参ります。

2023年4月1日

三菱UFJ信託銀行株式会社

取締役社長  長島  巌

推進体制

推進責任者の取締役常務執行役員の指揮の下、社員相談室、人事部ならびに経営企画部が推進主体となり、健康保険組合と緊密な連携をとりながら、様々な施策に取り組んで参ります。

推進体制

目標

<健康経営目標>

  • プレゼンティーズムの低減1     
    10%以下
  • アブセンティーズムの低減2     
    1%以下
  • ワークエンゲージメントの向上3   
    69%以上

<健康課題の改善目標>

  • 定期健康診断受診率の100%維持  
    100%
  • 2次健診受診率の引上げ       
    35%以上
  • 特定保健指導実施率の引上げ    
    60%以上
  • 喫煙者率の引下げ           
    10.5%以下
  1. ※1プレゼンティーイズム(健康問題が理由で生産性が低下している状態)は、東大1項目版を用いた従業員調査(パルスサーベイ)を基に算出。数値が低いほど生産性が高い。
  2. ※2アブセンティーイズム(健康問題による休業)は、傷病による休職日数の全従業員平均値を基に算出。
  3. ※3ワークエンゲージメントは、ユトレヒト・ワーク・エンゲージメント尺度を参考とする設問を取得項目として従業員調査(パルスサーベイ)を基に測定。
  4. ※4各目標値は、過年度の実績値を基に、施策を通じた改善効果を加味して設定。

主な取り組み・投資額

  • 2次健診の受診勧奨の強化           
    1億8,220万円(特定健診費用)
  • 特定保健指導の勧奨の強化          
    3,520万円
  • 健康ポイントプログラムの実施        
    6,310万円
  • 全館での紙巻きたばこの喫煙禁止
  • 禁煙外来の費用補助             
    230万円
  • 乳がん・子宮がん検診の費用補助       
    2,000万円
  • インフルエンザ予防接種の費用補助      
    1,480万円
  • メンタルヘルスに関する研修(含む体制整備) 
    500万円
  • 産業医による巡視、衛生委員会における指導
  • 社員相談室による臨店(面談、職場環境の巡視、労働安全衛生指導)
  • 労働時間適正化(ノー残業デーの設定、12時間以上の勤務間インターバル制度等)
  • ワークライフバランスの実現や治療と就労の両立をサポートする柔軟な勤務制度
  • 海外在勤者向け医療費補助(保険料)     
    2億4,700万円
  • お取引先の健康経営の取り組み支援(健康セミナーの開催等)      など

取り組み結果

・組織による健康経営の実践

2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
定期健康診断受診率(%) 100 100 100 100 100
定期健康診断後の精密検査受診率(%) 35.3 36.1 34.7 33.4 42.4
ハイリスク者の管理率(%) 70.8 71.8 67.8 83.1 68.6
ストレスチェック受検率(%) 85.8 84.0 82.5 90.1 93.8
健康チャレンジ参加者数(人) 808 1216 841 1329 1792
特定保健指導実施率(%) 39.0 44.8 35.1 75.3 75.8
健康チャレンジ達成率(%) 78.5 55.9 68.9 69.6 66.6
総労働時間(時間) - 2062 1998 2003 2007

・個人の健康アウトカム

2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
喫煙率(%) 13.3 13.9 11.6 10.9 10.8
健康e-ラーニング修了率(%) - - - 95.4 94.5
健康診断有所見率(%) 39.8 41.5 35.6 34.4 36.6
運動習慣者率(%) 16.4 17.2 18.4 20.5 23.1

・業務パフォーマンス

2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
離職率(%) 2.9 2.6 1.7 2.6 3.1
傷病による休職者数(人) 79 78 81 69 71
プレゼンティーズム(%) - - 20.0 21.0 19.0
アブセンティーズム(%) 1.4 1.3 1.2 1.4 1.5
ワークエンゲージメント(%) - - 68.0 68.0 69.0
高ストレス者率(%) 11.1 11.5 11.1 11.7 11.9
全国平均を100とした健康リスク 97 95 98 96 94

・労働安全衛生

2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
労働災害件数(件) 27 37 16 14 15
死亡災害件数(件) 0 0 0 0 0
度数率 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00
強度率 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00

2022年度の業務パフォーマンスのうち、プレゼンティーイズムは5,778名(回答率82%)、ワークエンゲージメントは5,573名(回答率82%)に対するパルスサーベイを基に測定。

外部評価・認定

2023年3月、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する健康経営優良法人認定制度において、「健康経営優良法人(大規模法人部門)ホワイト500」に認定されました。健康経営優良法人としての認定は、2020年から4年連続となります。また、従業員の健康増進のため、スポーツの実施に積極的に取り組んでいる企業として、2023年2月、スポーツ庁より、スポーツエールカンパニーに認定されました。

2023 健康経営優良法人 Health and productivity ホワイト500

SPORTS YELL COMPANY 2023