〜 リテールマーケットにおける展開
興亜火災海上保険株式会社、株式会社三和銀行、太陽生命保険相互会社、大同生命保険相互会社、東洋信託銀行株式会社、日本火災海上保険株式会社、ユニバーサル証券株式会社の7社は、昨年7月に発表いたしました業務提携の精神に則り、従来の業態の概念を超えた新しい総合金融サービス提供体制をいち早く確立するために、提携ブランドを「Financial One(フィナンシャル ワン)」 と決定し、また業務提携の中核分野であるリテールマーケット・ビジネスを中心に、次に掲げる共同事業を展開していくことで合意致しましたのでお知らせいたします。 ●業態を超えた総合金融サービスを開発・提供していくため、「Financial One」各社のカードビジネスを統合し、戦略的ゲートウェイ会社「フィナンシャルワン・カードサービス(株)(仮称)」を設立する。 (主な業務)
●「Financial One」各社のノウハウを共有・融合させた新しいオンラインビジネスを共同研究・開発し、その第1次展開として、インターネット上に共同ポータルサイト“Financial One”を開設する。 (主なコンテンツ)
2.日本型プライベートバンキング事業の本格展開 富裕層の資産運用および資産承継ニーズ等に応えるため、広範なフィナンシャル・アドバイス・サービスを総合的に提供する合弁会社を設立、日本型プライベートバンキング事業を本格展開する。 (主な業務)
上記のほか、確定拠出型年金制度の導入を控え「Financial One」各社で投資信託の評価機能の共有化を図るなど、資産運用ビジネスをはじめとする他の分野においても、提携事業を検討、推進してまいります。
なお、これらの事業展開につきましては、今後、関係各方面のご理解を得ながら進めてまいります。
1.共同PFS事業の展開
(1)戦略的グループゲートウェイ会社の設立
(2)ゲートウェイ会社の主な業務
○当初の展開内容
○機能拡充の方向性
3).「Financial One」ブランド専用の共同運営コールセンター
(3)カード発行枚数 |
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2.総合金融オンラインビジネスの開発 (1)概要
1).インターネットの急速な普及と、ネット上での情報収集、商品・サービスの購入を嗜好するリテール顧客の増加を踏まえ、「Financial One」各社が培ってきたノウハウを共有・融合させた、新しいオンラインビジネスを共同研究・開発する。
2).第1次展開として、インターネット上に共同ポータルサイト“Financial One”を開設し、金融関連情報を中心に幅広い分野の情報提供を開始する。将来的には、オンライン専用商品の開発も含めた各社の金融サービスをポータルサイト上で直接提供することを目指す。
1).第1次展開(2000年4月より)
2).第2次展開以降
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3.日本型プライベートバンキング事業の本格展開 (1)概要
富裕層の資産運用および資産承継ニーズ等に応えるため、三和フィナンシャルマネジメント(株)の顧客基盤等をベースに、東洋信託銀行の資産運用コンサルティング機能をはじめとする「Financial One」各社の経営資源を結集し、広範なフィナンシャル・アドバイス・サービスを総合的に提供する合弁会社を設立、日本型プライベートバンキング事業を本格展開する。 1). 資産運用コンサルティング
2). 各種相談業務
3). 「Financial One」各社の研修支援
(3)顧客数・預かり資産
2004年度には、資産運用コンサルティング業務で300名以上、各種相談業務で1,000名以上の顧客を獲得し、預かり資産を1,000億円に積み上げる計画 (4)実施時期
2000年4月に合弁会社立ち上げ。 |
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1.名称・デザイン
“Financial One(フィナンシャル ワン)” (名称に込めた意図)
今までにない、まったく新しい金融サービスのあり方を市場に打ち出し、次世代の金融分野におけるアライアンスのスタイルを提示いたします。 (デザインの意味)
OneのOを表すメビウスの帯は、顧客に対する永遠に広がるサービスと、提携関係の無限なる拡大を表現しています。また、中心の球体は、新しい時代へのブレイクスルーを意味し、次世代への金融サービスの新たな挑戦を表します。
2.使用方法
「Financial One」各社で開発した金融商品または合弁会社の名称として、主にリテールビジネス中心に使用する予定です。 |
以 上 |