1たとえばこんな「仕組み」と一緒に、大切な方への想いをしっかりのこせます。〈例①〉 自分たちのお気に入りの場所に、これからも通い続けてほしい。++今まで君と一緒に色々な場所を訪れたことは、自分の人生の宝物です。素敵な思い出をありがとう。このお金は、もしも自分に何かあっても、変わらず元気に過ごしてもらうために用意しました。思い出の場所へ、これからも通ってくれたら嬉しいです。子どもたちと一緒に管理できるような口座です。二人とも、どうか見守ってあげてください。ずっと二人で暮らしてきて、いろいろ世話になってきましたね。節約家の君ですが、このお金はこれからも明るく過ごしてもらうために用意したものです。好きなことに、自由に使ってください。姪と甥にも一緒に管理してもらえる口座なので、二人から時々は連絡が来ると思います。見守ってもらいながら、安心して過ごせるよう願っています。〈例②〉 離れて暮らす親族と定期的に連絡を取り合ってほしい。想いを伝えるメッセージ(付言事項)想いを伝えるメッセージ(付言事項)代理出金口座付遺言信託「つづくほほえみ」*1は、ご本人に万一のことがあったあと、遺言に基づき大切な方が生き生きと暮らしていくための専用の信託口座を設定します。この信託口座を利用することで、大切な方が認知症になっても、今まで通り自分らしくお金を使い続けることができます。なお、「つづくほほえみ」は「遺言信託*2」をご利用いただきます。*1 P33およびパンフレットをご覧ください。 *2 P28・33およびパンフレットをご覧ください。25妻にのこした信託口座を長男が一緒に管理し、長女が見守れる仕組み妻にのこした信託口座を姪が一緒に管理し、甥が見守れる仕組み設定する信託口座信託金額:1,000万円受益者:妻受益者代理人:長男閲覧者:長女設定する信託口座信託金額:800万円受益者:妻受益者代理人:姪閲覧者:甥夫婦で通っているレストランや、よく行く美術館、喫茶店・・・。自分に万一のことがあっても、思い出の場所に通いながら、元気に過ごしてほしいです。活用例暮らしていくための信託口座を用意するポイント 6「つづくほほえみ」で大切な方が楽しみや生きがいをもって
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