それぞれ異なるリスクと期待リターンの運用コースをご用意しておりますので、お客さまご自身のニーズに合った運用方法(コース/スタイル)をご提案いたします。

リスク分散コース(6スタイル)

リスク分散コースの特徴

現代ポートフォリオ理論に基づいた運用コースです

  1. (1)日本および欧米先進国の株式・債券といった、伝統的4資産だけでなく、不動産投資信託やコモディティ(商品)等を加えて分散投資し、弊社が考える最適なポートフォリオで運用します。
  2. (2)リスクを抑え市場動向に左右されず、安定的な収益獲得をめざすため、ヘッジファンドをポートフォリオの一部に組み込むこともできます。
  3. (3)ポートフォリオは基本的には1年間維持します。短期的にポートフォリオを変化させるよりも、維持する方が長期的に効率的な運用ができる、との考えです。

■リスク分散コース 6スタイルのリスク・リターン(イメージ)

大 リターン(期待収益率) 小 リスク分散コース<ヘッジファンドあり> リスク分散コース<ヘッジファンドなし> 安定成長型 安定成長型 成長型 成長型 積極追求型 積極追求型 国内株式 外国株式 国内債券 外国債券 不動産投資信託 コモディティ ヘッジファンド 短期資産 リスク 大

■投資対象資産の役割

投資対象資産 収益獲得の役割・特徴
株式 中長期で世界の経済・企業価値の成長を享受
債券 中長期で株式との低い連動性
着実な利回り収益の積み上げ
不動産投資信託 中長期で世界の経済・不動産市場の成長を享受
着実な利回り収益の積み上げ
コモディティ エネルギー・貴金属・農産物等の物価上昇への備え
ヘッジファンド さまざまな取引手法を駆使して市場に左右されずに利益を狙う

資産配分計画・組入ファンドの見直し(年1回)

中長期の見通しに基づいて、原則年1回、資産配分の決定と組入ファンドの追加・除外を行います。

調査・分析 組入ファンドの追加・除外 ●原則、毎年5月に資産配分計画・組入ファンドの見直しを実施し、1年間維持します。 ご参考 長期的な運用においては、短期的な市場の動向により資産構成割合を変更するよりも、基本となる資産構成割合を決めて長期間維持していくほうが、効果的で良い結果をもたらすことが知られています。(出典)GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)「基本ポートフォリオの考え方」

資産配分比率の定期的な調整(3ヶ月ごと)

時価変動によるポートフォリオのブレを定期的に調整し、最適な資産配分を維持します。

運用開始 資産配分比率の調整 約3ヶ月 資産配分比率の調整 約3ヶ月 ●1月、5月、7月、10月に、資産配分比率を、資産配分計画で定めたポートフォリオに調整します。 ●契約変更のお申し出により、定期的な調整をおこなわないことがあります。

(ご参考)長期分散投資を支える投資理論 〜現代ポートフォリオ理論〜 現代ポートフォリオ理論(Modern Portfolio Theory=MPT)は1950年代に米国のハリー・マーコウィッツ氏が提唱した投資理論を基盤としています。資産運用において価格変動リスクを抑えながら一定のリターンを期待するうえでは、ポートフォリオとして多数の銘柄や複数の資産に分散投資するのが有効です。分散投資により、ポートフォリオ全体の価格変動リスクが減少しますが、そのリスクが減少する程度は、資産間の「相関係数」という数値に依存します。同氏は、「各資産のリターン(期待収益率)とリスク(標準偏差)を定めた場合、一定のリスクに対してリターンを最大化する最適な組合せ(効率的フロンティア)が存在する」という理論を明らかにし、1990年にはその功績からノーベル経済学賞を受賞しました。現在では、三菱UFJ信託銀行や多くの機関投資家が、効率的フロンティアの考え方をベースに基本的なポートフォリオを構築しています。 ■効率的フロンティア(イメージ図) リターン(期待収益率) 国内債券 外国債券 国内株式 外国株式 効率的フロンティア リスク

下方リスク抑制コース(2スタイル)

下方リスク抑制コースの特徴

  1. (1)伝統的4資産(国内株式・外国株式・国内債券・外国債券)を主な投資対象とし、運用モデルの判定に基づき、資産配分を変更します。
  2. (2)日本を含む先進国の株式・債券といった、伝統的4資産に分散投資をする運用ですが、リスクを抑えることを主眼としており、資産構成は、国内債券が中心です。株式の比率は、相場環境や収益状況によってゼロにすることもあります。
  3. (3)株式の組入比率は、国内株式・外国株式それぞれで管理し、三菱UFJトラスト投資工学研究所(MTEC)のサポートを受けて独自開発された相場局面判断インデックスを用いてコントロールされています。

■下方リスク抑制コースの考え方

「株式部分の収益寄与」が高まる局面 内外株式のウェイトを引き上げ、収益獲得をめざします。 短期資産 国内株式 外国株式 国内債券 外国債券 内外株式の組入比率の調整を軸に資産配分を変更 「株式部分の収益寄与」が低下する局面 内外株式のウェイトを引き下げ、損失の発生を抑制します。 短期資産 国内債券 外国債券

  • 上図は組入比率の変更をご理解いただくために、組入比率の変更をイメージとして示したものです。
  • 各投資環境における組入比率については実際の比率と異なり、投資環境等によって株式の組入をゼロにする場合があります。
  • 外国債券は為替ヘッジ付外国債券への投資を基本とします。相場局面等により一部為替ヘッジのない外国債券を組み入れることがあります。

下方リスク抑制コース ファンドマネージャー型の特徴

  1. (1)日本を含む先進国の株式・債券、日本の不動産投資信託を主な投資対象とし、弊社ファンドマネージャーの投資判断に基づき資産配分を決定します。
  2. (2)投資にあたっては、投資環境判断やリスク水準等を考慮し、資産配分の変更を行うことで、価格下落リスクの抑制と収益性のバランスを図りながら運用します。

■下方リスク抑制コース ファンドマネージャー型の考え方

リスク選好ポートフォリオ(市況上昇と判断した時) 相対的にリスクの高い資産の比率を引き上げ、収益獲得をめざします。 短期資産 国内債券 ヘッジ付外国債券 国内株式 外国株式 外国債券 国内不動産投資信託 資産配分比率を投資環境に応じて調整 リスク抑制ポートフォリオ(市況下落と判断した時) 相対的にリスクの高い資産の比率を引き下げ、損失の発生を抑制します。 短期資産 国内株式 外国株式 外国債券 国内不動産投資信託 国内債券 ヘッジ付外国債券

  • 上図は組入比率の変更をご理解いただくために、組入比率の変更をイメージとして示したものです。
  • 各投資環境における組入比率については実際の比率と異なります。

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