確定拠出型の年金制度

予め掛金額の算定方式が定められており、掛金と実際の運用実績に基づく元利合計が給付額となる制度をいう。掛金建て制度または確定拠出制度ともいう。日本では、2001年10月に導入された確定拠出年金制度(個人型は2002年4月導入)がこれに該当する。確定拠出年金制度は、従業員が運用商品を自ら選択するため、事業主が運用リスクを負わず、また、退職給付債務の計上対象外(掛金のみ費用計上)になるという特徴がある。なお、海外の確定拠出型の制度では、日本と異なり、従業員が運用商品を選択しないケースや米国で実施されている401(k)プランのように年金給付が要件になっていないケース等がある。
→日本の確定拠出年金制度に関しては用語解説コラム「日本の確定拠出年金制度」ご参照

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