死差損益

実際の死亡率が計算基礎率として設定した予定死亡率と相違したことにより発生する損益をいう。終身年金では、実際の死亡率が予定死亡率より高い場合、年金支払いが予定より少なくて済むので死差益が発生し、予定死亡率より低い場合には死差損が発生する。企業年金において広く採用されている確定年金では、年金は実質的に受給者の生死に関係なく(受給者が死亡した場合はその遺族に転給され)所定の期間支払われるので、死差損益は発生しない。

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