三菱UFJ信託芸術文化財団インタビュー
「オペラおよびクラシック音楽活動」への 支援で日本文化の向上発展に寄与する
公益財団法人三菱UFJ信託芸術文化財団常務理事事務局長の堤正彦さんに、
財団の思いや活動に関するインタビューを行いました。
財団の思いや活動に関するインタビューを行いました。
財団の概要
三菱UFJ信託芸術文化財団は、1987年12月に当時の三菱信託銀行の創立60周年を記念して財団法人として設立されました。その後2007年4月に三菱UFJ信託芸術文化財団に名称変更し、2010年4月に現在の公益財団法人に移行しています。当財団は、音楽芸術を中心に芸術文化活動への支援(助成)を行っています。
三菱UFJ信託芸術文化財団:
https://mutfa.jp/



三菱UFJ信託芸術文化財団の助成先の声
公益財団法人 神奈川芸術文化財団
概要
芸術文化の創造と普及を神奈川県の県立文化施設の運営と一体的に行うことにより、多くの神奈川県民に身近で質の高い芸術鑑賞の機会を提供するとともに、神奈川から新たな文化芸術を創造・発信することを目的として1993年10月に設立された。
以来、音楽、演劇、舞踊、現代美術を中心とした芸術文化の創造と普及につとめ、
積極的な事業展開を図り、全国的にも高い評価を得ている。現在、神奈川県民ホール、KAAT神奈川芸術劇場、神奈川県立音楽堂の3館を指定管理者として管理運営している。
三菱UFJ信託音楽賞受賞歴
第20回三菱UFJ信託音楽賞
(ワーグナー作曲 歌劇「タンホイザー」 /2011年度公演)
第31回三菱UFJ信託音楽賞
(フィリップ・グラス作曲 オペラ「浜辺のアインシュタイン」/2022年度公演)
同財団より
当財団では、「創造に挑む」「感動を分かち合う」「つねに考える」「未来につなぐ」という4つのミッションを掲げ、事業に取り組んでおります。
自分たちのこれまでの価値観をも揺さぶるような作品の創造に挑むことと、時代を越えて愛されてきた音楽作品等に接する感動を多くの方々と分かち合うこと。
そのいずれをも大切にしながら、多様な人々に向け、若い方には初めての体験を、シニアの方は新たな世界との出会いを、私どもの事業を通して経験していただきたいと思います。
当財団の芸術総監督の一柳慧(2022年逝去)は、総合芸術に対し前向きであり、「ジャンルの壁にとらわれず、自由な発想を持つように」と常々言っておりました。
その方針の下、私たちは、過去にとらわれず、未来に向かって新しいものを創っていかなくては、と思っています。次の時代に向けて、「トライアルなことをやり続ける」という気概をもって、活動していきたいと考えております。
こうした活動を続けていくためにも、多くの関係者のご支援が必要です。
三菱UFJ信託芸術文化財団様には1994年からご支援いただいておりますが、引き続き私たちの活動を見守っていただければと思っています。
芸術文化の創造と普及を神奈川県の県立文化施設の運営と一体的に行うことにより、多くの神奈川県民に身近で質の高い芸術鑑賞の機会を提供するとともに、神奈川から新たな文化芸術を創造・発信することを目的として1993年10月に設立された。
以来、音楽、演劇、舞踊、現代美術を中心とした芸術文化の創造と普及につとめ、
積極的な事業展開を図り、全国的にも高い評価を得ている。現在、神奈川県民ホール、KAAT神奈川芸術劇場、神奈川県立音楽堂の3館を指定管理者として管理運営している。
三菱UFJ信託音楽賞受賞歴
第20回三菱UFJ信託音楽賞
(ワーグナー作曲 歌劇「タンホイザー」 /2011年度公演)
第31回三菱UFJ信託音楽賞
(フィリップ・グラス作曲 オペラ「浜辺のアインシュタイン」/2022年度公演)
同財団より
当財団では、「創造に挑む」「感動を分かち合う」「つねに考える」「未来につなぐ」という4つのミッションを掲げ、事業に取り組んでおります。
自分たちのこれまでの価値観をも揺さぶるような作品の創造に挑むことと、時代を越えて愛されてきた音楽作品等に接する感動を多くの方々と分かち合うこと。
そのいずれをも大切にしながら、多様な人々に向け、若い方には初めての体験を、シニアの方は新たな世界との出会いを、私どもの事業を通して経験していただきたいと思います。
当財団の芸術総監督の一柳慧(2022年逝去)は、総合芸術に対し前向きであり、「ジャンルの壁にとらわれず、自由な発想を持つように」と常々言っておりました。
その方針の下、私たちは、過去にとらわれず、未来に向かって新しいものを創っていかなくては、と思っています。次の時代に向けて、「トライアルなことをやり続ける」という気概をもって、活動していきたいと考えております。
こうした活動を続けていくためにも、多くの関係者のご支援が必要です。
三菱UFJ信託芸術文化財団様には1994年からご支援いただいておりますが、引き続き私たちの活動を見守っていただければと思っています。

公益財団法人 東京交響楽団
概要
1946年東宝交響楽団として創立。
文部大臣賞をはじめとした日本の主要な音楽賞の多くを受賞。
新国立劇場のレギュラーオーケストラとして毎年オペラ・バレエ公演を担当している。
ウィーン楽友協会をはじめ海外公演も数多い。
ITへの取組みも積極的で、2020年ニコニコ生放送での無観客演奏会ライブ配信は約20万人が視聴した。
22年には史上最多45カメラによる《第九》を配信し注目を集めた。
「音楽の友」誌「コンサート・ベストテン」では2022年に《サロメ》が第2位、23年には《エレクトラ》が第1位に選出された。
三菱UFJ信託音楽賞受賞歴
第20回三菱UFJ信託音楽賞 奨励賞
(リヒャルト・シュトラウス作曲 歌劇「サロメ」 演奏会形式/2022年度公演)
同楽団より
音楽監督ジョナサン・ノットとともに、2017年より3年がかりで取り組んだ「モーツァルト 演奏会形式オペラシリーズ」に続き、2022年から「R.シュトラウス コンサートオペラシリーズ」をスタートしました。
第1弾《サロメ》(2022年)、そして第2弾《エレクトラ》(2023年)は大変好評をいただき、様々なメディアで第1位に選出され、非常に高い評価をいただきました。
三菱UFJ信託芸術文化財団さまには、以前からご支援をいただいています。
室内楽のように相互に聴き合い一体感を作り出す音楽性や企画力、そしてチャレンジングな姿勢を評価していただいていると考えております。
東京交響楽団は、これからもみなさまの期待を超えるような音楽体験をお届けし続けてまいります。
1946年東宝交響楽団として創立。
文部大臣賞をはじめとした日本の主要な音楽賞の多くを受賞。
新国立劇場のレギュラーオーケストラとして毎年オペラ・バレエ公演を担当している。
ウィーン楽友協会をはじめ海外公演も数多い。
ITへの取組みも積極的で、2020年ニコニコ生放送での無観客演奏会ライブ配信は約20万人が視聴した。
22年には史上最多45カメラによる《第九》を配信し注目を集めた。
「音楽の友」誌「コンサート・ベストテン」では2022年に《サロメ》が第2位、23年には《エレクトラ》が第1位に選出された。
三菱UFJ信託音楽賞受賞歴
第20回三菱UFJ信託音楽賞 奨励賞
(リヒャルト・シュトラウス作曲 歌劇「サロメ」 演奏会形式/2022年度公演)
同楽団より
音楽監督ジョナサン・ノットとともに、2017年より3年がかりで取り組んだ「モーツァルト 演奏会形式オペラシリーズ」に続き、2022年から「R.シュトラウス コンサートオペラシリーズ」をスタートしました。
第1弾《サロメ》(2022年)、そして第2弾《エレクトラ》(2023年)は大変好評をいただき、様々なメディアで第1位に選出され、非常に高い評価をいただきました。
三菱UFJ信託芸術文化財団さまには、以前からご支援をいただいています。
室内楽のように相互に聴き合い一体感を作り出す音楽性や企画力、そしてチャレンジングな姿勢を評価していただいていると考えております。
東京交響楽団は、これからもみなさまの期待を超えるような音楽体験をお届けし続けてまいります。

公益財団法人 東京フィルハーモニー交響楽団
概要
1911年創立で、日本で最も古い歴史と伝統を誇るオーケストラである。約160名のメンバーがおり、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せ持っている。
日本で一番多くのオペラ演奏をしているオーケストラであり、芸術祭大賞、芸術祭優秀賞をはじめ数々の音楽賞を受賞している。
新国立劇場のレギュラーオーケストラとしても数多くのオペラ・バレエ公演の演奏を行っている。
自主公演と依頼公演を併せて年間400超の演奏会数はウィーンフィルに次ぐものである。
三菱UFJ信託音楽賞受賞歴
第20回三菱UFJ信託音楽賞 奨励賞
(ヴェルディ作曲 歌劇「ファルスタッフ」 演奏会形式、第976回サントリー定期シリーズ/2022年度公演)
同楽団より
私たちは、日本で最初にオーケストラの形を取り入れた楽団です。
日本の西洋音楽は、昔はオーケストラが主流でしたが、途中からオペラが演奏されるようになり、当楽団も古くからオペラの演奏を行っています。
これまでの日本の芸術文化は、日本経済に支えられているところがありました。
戦後の高度成長は非常に速いスピードで加速しましたが、その後の経済の減速で芸術文化も大きな影響を受けています。
そうした中で、今なお日本の芸術文化の支えとなっているのは、三菱UFJ信託芸術文化財団をはじめとする皆さまのお力添えの継続だと思います。
これからの社会はグローバル化が進んでいき、様々な音楽や文化が広がっていくと思いますが、私たちはこれからも芸術としてのクラシック音楽を続けていき、日本の芸術文化に貢献し続けていきたいと考えています。
1911年創立で、日本で最も古い歴史と伝統を誇るオーケストラである。約160名のメンバーがおり、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せ持っている。
日本で一番多くのオペラ演奏をしているオーケストラであり、芸術祭大賞、芸術祭優秀賞をはじめ数々の音楽賞を受賞している。
新国立劇場のレギュラーオーケストラとしても数多くのオペラ・バレエ公演の演奏を行っている。
自主公演と依頼公演を併せて年間400超の演奏会数はウィーンフィルに次ぐものである。
三菱UFJ信託音楽賞受賞歴
第20回三菱UFJ信託音楽賞 奨励賞
(ヴェルディ作曲 歌劇「ファルスタッフ」 演奏会形式、第976回サントリー定期シリーズ/2022年度公演)
同楽団より
私たちは、日本で最初にオーケストラの形を取り入れた楽団です。
日本の西洋音楽は、昔はオーケストラが主流でしたが、途中からオペラが演奏されるようになり、当楽団も古くからオペラの演奏を行っています。
これまでの日本の芸術文化は、日本経済に支えられているところがありました。
戦後の高度成長は非常に速いスピードで加速しましたが、その後の経済の減速で芸術文化も大きな影響を受けています。
そうした中で、今なお日本の芸術文化の支えとなっているのは、三菱UFJ信託芸術文化財団をはじめとする皆さまのお力添えの継続だと思います。
これからの社会はグローバル化が進んでいき、様々な音楽や文化が広がっていくと思いますが、私たちはこれからも芸術としてのクラシック音楽を続けていき、日本の芸術文化に貢献し続けていきたいと考えています。
