第2回 積立投資で利用する商品は?

2023年12月12日
三菱UFJ信託銀行 依田さん
第2回の担当
三菱UFJ信託銀行
依田さん

積立投資をしている人は投資信託を利用することが多いですか?

投資信託はある程度プロに任せられるので活用する人が多いです。NISA、とくにつみたて投資枠で提供される商品はシンプルでコストも安いので、これから始めたい人には利用しやすいと思います。老後のための積立ならば企業型DCやiDeCoなど。いずれも長期で持つことを前提に始めましょう。

これまで預金に回していたお金は、すべて積立投資に回すべきですか?

「投資は余裕資金で行う」というのが基本。ただ、日々の生活に余裕がないからといって何もしなければ、お金は一向に育ちません。投資を始めたいと思ったとき、経済を勉強するよりもまずしてほしいのが「使う・ためる・増やす」と、お金を色分けして、やりくりを考えること。預金は預金として置いておくことも大切。定期に入れる、財形貯蓄で自動的にためるなど、簡単に使えないようにするのもコツです。

Q.現在活用中のマネープランに関する制度や商品は?

MUFG資産形成研究所「金融リテラシー1万人調査(2022年)」から抜粋。

  • 回答者: 企業勤務者の女性30代以下(n=1168)

※「NISA・つみたてNISA」は調査当時の名称。

NISAや確定拠出年金など、国が取り組む制度はどうですか?

国の準備した制度は手厚い税制優遇などが受けられるので、ぜひ利用を考えてほしいです。制度のわかりやすさもポイント。まずは企業型DCなど勤務先にある制度を活用し、さらに資金に余裕がある場合はNISAを始めるなど、併用も視野に、将来の資産づくりに取り組みましょう。

今回のまとめ

「使う」「ためる」「増やす」でお金を色分け

ご留意事項

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