第7回 NISAのつみたて投資枠って何?(応用編)
2023年12月12日
- 第7回の担当
- 三菱UFJ信託銀行
大上さん
金融機関の選び方は?
まずは各金融機関のホームページで商品ラインアップをチェック。NISAのつみたて投資枠の場合、どの金融機関も長期の積立・分散投資に適した法令上の条件を満たす投資信託等をラインアップしていますが、商品数は金融機関によってかなり違います。たくさんの選択肢を提示するため多くの商品数をそろえている場合や、選びやすさを優先して商品数をぐっと絞り込んでいる場合も。また商品の特徴やどんなニーズに合うかなど、より商品を選びやすくなる情報をホームページで公開している金融機関も。自分がしっかり理解して商品の選択ができる金融機関を選びましょう。
どんな商品があるの? どうやって選べば?
つみたて投資枠は、毎月一定額を投資信託で積み立てていくための枠になり、大きく分けて2種類の商品があります。まず、「バランスファンド」はさまざまな資産にバランス良く投資して安定的に資産を成長させるタイプです。次に、「株式ファンド」は主に株式に投資して大きな資産成長を目指すタイプです。株式ファンドはバランスファンドに比べ、価格の上下の幅が大きくなる傾向がありますが、長期で投資することにより資産成長が、安定的になる傾向があります。
成長投資枠で積立投資はできないの?
つみたて投資枠の延長で投資信託の積み立てを行うことはもちろん可能です。成長投資枠ではつみたて投資枠とほぼ同じ商品を購入することができるため、成長投資枠だからといって身構える必要はありません。
なお、成長投資枠では積立投資だけでなくある程度まとまった資金で一括投資をしたり、「アクティブファンド」や「個別株」などの積極的な投資にチャレンジしたりすることもできます。
今回のまとめ
金融機関も商品も自分が納得できるものを