第1回 結局、投資って何?
2019年2月1日
投資にたどりつく女性は30.4% 慎重になりすぎているかも!

- 第1回の担当
- 三菱UFJ信託銀行
依田さん
投資を始める人はどれくらいいるんですか?
男女でほぼ一定の差を開きながら投資の検討から実施までたどり着いています(下記グラフ参照)。これは女性のほうが投資に慎重であると見て取ることができます。
口座開設をしても投資開始までいかない人もいるんですね。
口座開設の次の段階では、「何を購入すればいいのか分からない」と疑問が出て離脱してしまいます。投資は、損得が激しい怖いものと思っていませんか?
少額で長く続けられるものが多数あり、それこそが働く人が始めるべき投資なんです。
今は超低金利で、普通預金ではほとんどお金は増えない時代。「72の法則」というものがあり、資産の元本が倍になるのにどれくらい時間がかかるのかを割り出す計算式があります。「72÷金利≒お金が2倍になる期間(年)」。

MUFG資産形成研究所「金融リテラシー 1万人調査の概要」から抜粋。
- 回答者: 企業勤務者のうち若年層
例えば0.1%の金利だとすると…720年!? 現実的ではありませんね。超初心者でも始めやすい投資はありますか?
毎月決まった金額を投資する「つみたて投資」はときには変動もありますが、長期的に見ると購入価額はならされていきます。買いどきや売りどきを自分で見極める必要はないので、放ったらかしておいても大丈夫。毎月いくらかを預貯金に回している人は多いと思います。5,000円など少額からでも始められるので、一部を投資に回してみてはいかがでしょう。
今回のまとめ
預貯金でお金が増えない今こそ少額・長期で投資を始めよう