第4回 人の意見に流されない
2019年2月15日
頼りにする人づての情報 本当に正しいですか?

- 第4回の担当
- 三菱UFJ信託銀行
依田さん
投資を始めてみたいと親に相談したら、猛反対されました。
30代女性では、「知人・親族等からのすすめ」で投資を検討する方が多いという調査結果でした(下記グラフ参照)。私たちの親世代だと、年齢とともに給料も上がり、退職金もそれなりにもらえて、年金もしっかりもらえる世代だと思います。だからこそ、投資は好きな人だけがやるもの、という考えもあるのかもしれません。ただ、時代は刻々と変わっています。私たち世代のお金との付き合い方を見つけたいですよね。
投資を始めるに当たって心がけは?
マネーセミナーやウェブなど、投資に触れるきっかけも断然多いと思います。将来の資産づくりの選択肢として、投資もあるということを知るのが第一歩ですね。ウェブやSNSで怪しい情報がまかり通っていることも。人の意見に流されないためにも、しっかり基礎知識を身に付けておくことが大切です。

MUFG資産形成研究所「金融リテラシー 1万人調査の概要」から抜粋。
- 回答者: 企業勤務者のうち投資を検討したことがある若年層女性
具体的にはどんな基礎知識を持っていればよいでしょう?
短期で売り買いして大損したり大もうけしたりする“投機”と投資はイコールではないこと、長く続けることが大切なこと、分散させることは、最低限知っておきましょう。知識を身に付けていくと、外部からのすすめがなくとも、投資の必要性に自分で気づいて自分から始める人も多いです。
今回のまとめ
人の意見に流されない しっかりとした基礎知識を