第9回 時間を味方に

2019年3月29日

無理のない金額で早めに始めるほど有利

三菱UFJ信託銀行 原田さん
第9回の担当
三菱UFJ信託銀行
原田さん

30代になって将来のことも少しだけ具体的に考えられるようになりました。

マネーセミナーでも、30〜40代の女性から質問を受けることが多いです。ライフイベントを具体的に考える中で、将来必要な資金に対する意識が高まるのかもしれませんね。

人生100年時代、どのくらいお金がかかるのかイメージがわきません。

いきなり大きな金額で考えると不安が募るので、将来使うための資金を現役時代の今のうちから少しずつ準備していくとよいです。
例えば、毎月2万円を貯蓄すると1年で24万円、10年で240万円…と具体的に考えていきます。ポイントは、無理のない金額でできるだけ早い時期から始めること。
預金ではほとんど増えないので、老後への備えならiDeCo(個人型確定拠出年金)に注目です。

Q.ライフプランをもとにした生活設計に関心はありますか?

MUFG資産形成研究所「金融リテラシー 1万人調査の概要」から抜粋。

  • 回答者: 企業勤務者の女性(n=1809)

iDeCoが老後資金づくりに向いている理由は?

手厚い税制優遇が受けられること、原則60歳まで引き出せないため途中で使ってしまわないこと、自動的に積立が行われ意識せずに資産形成ができる仕組みであることが主な理由です。金融機関ごとに商品の品ぞろえ、手数料等が違うのでしっかり検討を。また企業型確定拠出年金に加入している人は、規約によってiDeCoに加入できないこともあるので勤務先に確認が必要です。

今回のまとめ

60歳まで引き出せないiDeCoは 未来の自分へのプレゼント

ご留意事項

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