相続手続き

相続のお悩み事例

ご相談者|女性(82歳)

相続手続きって、
何から手をつけたら良いのかしら?

相談内容

夫が突然他界しました。これまで、財産の管理は夫に全てを任せてきており、この後、どのような手続きを行えば良いのか、分かりません。

動画で解説を見る

夫が突然他界し、お通夜・告別式は親戚の手助けもあり、どうにか終えることができました。これまで、財産の管理は夫に全てを任せてきており、この後、どのような手続きを行えば良いのか、分かりません。子どもたちに手伝ってもらいたいものの、離れて暮らしており、仕事で毎晩遅いので相談もしづらい状況です。親戚から「相続手続き」は大変とだけ聞いており、この後、何から手続きを行ったら良いのか、途方に暮れています。夫が亡くなったことを信託銀行に連絡した際、「相続手続きでお困りのことがあれば、お気軽にご相談下さい」と言ってくれたけど、手伝ってくれるのかしら?

[登場人物]

ご相談者:女性(妻・82歳)
夫:突然の他界
長男:親と別居・多忙
長女:親と別居・多忙
二男:親と別居・多忙

登場人物の家系図 登場人物の家系図

解決の手引き

ポイントを解説

  • 相続手続きは千差万別で、相続税申告スケジュールも気にしながら進める必要があります。
  • 「1.ご相続人さま関係」「2.ご資産の内容」「3.遺産分割についてのお考え」等を踏まえ、手続きを専門家に依頼することもご検討ください。

ご主人が他界されて、お通夜・告別式など、お疲れのことと思います。
配偶者さまのご体調が第一ですので、どうかご自愛ください。

さて、相続手続きでお困りのようですが、ご心配されている通り、相続手続きは「1.ご相続人さま関係」「2.ご資産の内容」「3.遺産分割についてのお考え」等により、千差万別です。また、相続税の納税が必要か否かによって申告期限も気にしながら、手続きを進める必要があります。

相続手続きの進め方

相続人の確定

かいつまんで申しますと、「1.ご相続人さま関係」については、被相続人(お亡くなりになられた方)の出生から死亡までの戸籍謄本を連続して収集し、配偶者さまとのご結婚やお子さまの出生を確認し、相続人であることを確定させます。相続人についても戸籍謄本(現在戸籍)が必要となります。

資産の内容確認

次に、「2.ご資産の内容」ですが、不動産については「登記識別情報」「登記事項証明書」等を用いて所有権を確認し、金融資産については「残高証明書」等を用いて預金者等を確認します。この他にも、ゴルフ会員権や老人ホーム入居保証金返還請求権等、被相続人のご趣味や生活実態等により、相続財産が異なりますので、注意が必要です。

遺産分割協議の実施

最後に「3.遺産分割についてのお考え」は、相続人全員の異なる意見を纏めたうえで、書面化する必要があります(これを「遺産分割協議書」と言います)。お子さまも独立され、ご家庭をお持ちの場合には、その環境も異なり、遺産分割内容を纏めていくのも労力を要するかもしれません。配偶者さまが中心となって進めることができるか、ご検討ください。

これらの手続きを行っていく中で、手続きは正しく出来ているのだろうか、相続税の観点で問題はないのだろうか、と心配になられると思います。
相続手続きの全体像をお知りになられたい場合には、お気軽に三菱UFJ信託銀行へご相談ください。

大切な人がご逝去された方

三菱UFJ信託銀行が相続のお手続きをお手伝いします。

相続に伴うさまざまな問題について、お客さまに代わって手続きを行います。

遺産整理業務[わかち愛]

遺産整理業務[わかち愛]

相続人の確定、遺産調査、遺産分割協議書作成のお手伝い、遺産の名義変更等、遺産相続に必要な手続きを、一括して承ります。

お手伝いさん(遺産整理事務代行業務) お手伝いさん(遺産整理事務代行業務)

お手伝いさん(遺産整理事務代行業務)

不動産や金融資産等の名義変更等の手続きを当社がご相続人に代わって行います。

相続手続きに関するお悩み事例